2021.10.20

【耐震設計①】地震力を分散する全体設計

耐震と制震

地震や強風による外力に耐えるには、「全体のバランス」が何よりも肝要です。従って、当社では以下の自主ルールを設けています。

 

 

水平力を分散するための自主ルール

 

建物の強さを決める要素は、柱や梁の太さだけではありません。図の赤い線は、耐力壁の位置を表しています。耐力壁とは地震や強風による水平方向の荷重を受け持つ、耐震構造上重要な壁です。筋交いや耐力面材が該当します。

無添加住宅は天然素材の断熱材、しっかりとした耐震構造で住まいを守ります。自然素材である無垢材や漆喰(しっくい)を使い、ナチュラルな雰囲気のリビング・ダイニング。 化学物質過敏症やシックハウス症候群のお客様にもおすすめです。アイ創建にお任せ下さい。

 

 

 

最近の地震からは、想定を超える地震動が観測されており、建築基準法以上に耐震強度を確保する必要があると当社では考えています。当社では耐力壁量にもこだわり、建築基準法の1.5倍以上を基準としています。(品確法で定める等級Ⅲ相当です。

 

 

 

安心・安全な住宅を設計するためには、上下階の柱の位置を揃えることが大切です。2階部分の柱の真下の位置に、どの程度1階部分に柱が存在するのかの割合を「柱直下率」といいます。直下率が高いほど、水平方向の地震力を分散でき、各部材に加わる力を落とすことができます。結果的に倒れにくい建物になります。柱直下率は、少なくとも50%以上確保することが望ましいと言われています。アイ創建では、柱直下率70%を目標にプランのご提案を行っています。

 

耐震と制震一覧に戻る

Top  >  耐震と制震  >   【耐震設計①】地震力を分散する全体設計