強靭な基礎
住宅の基礎構造は耐震上極めて重要な要素です。当社の住宅は全て、強固な盤面で基礎を一体化するベタ基礎です。
建築基準法では120mm以上の基礎巾とされています。当社では、基準法を超える基礎巾150mmとしています。土台を通じて受ける荷重や地震エネルギーを分散するには、巾が広い基礎が有効です。
更に、鉄筋を覆うコンクリートは50mm以上ついていないと、長期的視点から見れば、鉄筋のサビ防止に有効とは言えません。基礎巾120mmでは、この点については不安があります。
以上の理由から、耐震性と耐久性を高めるために基礎巾を広くしています。
コンクリート強度にも拘っており、18N/mm²が主流の中、24N/mm²として耐震強度を高めています。
こちらは、基礎の鉄筋(補強筋)です。補強筋を建築基準法では300mm間隔で鉄筋を組むところ、当社では200mm間隔で組んでいます。立ち上がりと底盤(基礎の床上の部分)のいずれもで、鉄筋使用量1.5倍として構造を強くしています。また、補強筋の径は同法では9mm以上であれば問題ありませんが、当社では13mmの太い鉄筋を使用しています。
地盤が強い場合は、底盤に鉄筋が入らない布基礎も建築基準法では可能ですが、当社では全ての住宅でべた基礎を採用しています。
以上の通り、耐震性能上最も重要な基礎の構造は、業界最高レベルの仕様としています。