11月24日まで、箱根のポーラ美術館で「モネ、風景をみる眼~19世紀
フランス風景画の革新」展が開催されています。
絵画鑑賞が趣味なわけではないのですが、その私でも、「モネ」といえば「睡蓮」
シリーズで、その輝きを一度は見てみたいと思っていました。
今回は、国立西洋美術館との共同企画展示ということで展示数も多く、とても
わかりやすくモネの画家人生が紹介されています。
ポーラ美術館の建物は、自然への影響に配慮し、森の木々の中に埋もれるように
建っています。一般住宅を計画するうえでも周りの街並みに配慮し、調和することを
常に意識していますので、その考え方は似ているものがあります。
建物の中に入ると、まずエントランスホールの明るさが目に飛び込んできます。
天井はガラス張りで天から光が降り注ぐ空間になっていて、展示スペースとは
とても対照的でした。各空間ごとのシーンを演出するうえでも窓の配置、採光は
とても大切です。
館内のレストランもテラス側は大きなガラス張りで、緑を眺めながらの食事はとても
リラックス出来ました。地元の食材を取り入れた料理は、しっかりとした味付けで
すごく美味しかったです。
(大塚)