台湾にある九份は“千と千尋の神隠し”に出てくる風景に似ていると有名になりました。
4年程前に訪れたのですが、ネットやガイドブックで調べると、映画の中の風景そのままだったので、必ずこの目で見ると意気込んで台湾へ向かいました。
当日、連日の観光に疲れ、友人とホテルで仮眠をとりすぎてしまい外は真っ暗。そのうえ、土砂降りの雨。
それでもバスに乗り山奥の九份に向かいました。
人は疎らで、お店も閉まり、怪しい雰囲気。九份の象徴ともいえる提灯はほとんど点いていませんでした。
最終のバスでホテルへ戻り、次に来るときは晴れた日の夕暮れ時に行こうと誓いました。
夕飯に食べた小籠包が美味しくて救われたのを覚えています。
(佐々木)