“住吉の長屋”をご存じでしょうか?
1976年(昭和51年)に大阪市住吉区に完成した中庭のある鉄筋コンクリート造の住宅です。
設計者は安藤忠雄。
個人的に安藤忠雄さんの設計された建物はとても興味があり、実際に訪れ、見に行ったこともありました。
しかし、正直なところ、この建物の魅力がよくわかりませんでした。
“雨の日に傘を差さないとトイレに行けない”、“使いにくい”等の意見がある中で、
この建物に住み続けている方がいらっしゃるとのこと。
それを聞いて私が思ったことは
住む人それぞれに合った間取りや素材が10人いれば10通りある。
他人からすれば良い間取り、良い素材と思われていなくても、実際に生活する人にとって
ベストな物であれば、それは“良い家”です!
これから家づくりを検討されている方は後悔せずに、生活する自分たちにとってベストな
住宅を考えてみてくださいね。
(佐々木)