神奈川県建築士会勉強会で、相模原にあるスリーエムカスタマーテクニカルセンターに行ってきました。
スリーエムは、身の回りの商品で言うと文房具のテープ類やふせん、キッチンのスポンジなどを扱っている、一般の方にもとても身近かな会社です。建築資材では、窓ガラスに貼るフイルムや壁内装のシートが有名です。
今回の見学内容の1つに、地震時に起こるフレームの変形によって窓ガラスがどのように割れ、飛散するのか、フイルムを貼ったガラスと貼っていないガラスで比べる実験がありました。両者ともに同程度の力でガラスは割れてしまいますが、フイルムを貼った方が割れ具合は非常に小さく、またフレームからの脱落が無くなり、従って飛散もとても小さくなることが明らかでした。
お客様がフイルムを採用する主な理由は、
〇防犯性向上
〇日射コントロール
〇目隠し
ですが、実はガラスの安全性の向上にとても有用だと、改めて実感いたしました。敷地内外の撮影がすべてNGで、写真掲載できず残念です…。
(大塚)