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2016.11.17

【名建築紹介】住吉の長屋

日本を代表する建築家 安藤忠雄氏の代表作「住吉の長屋」。世界的に評価が確立されている建物です。

3軒長屋の真ん中に、間口2間奥行き7間のコンクリートの箱を差し込むようにしてできています。今やオシャレな外観として認識されるコンクリートの打ちっぱなしの外観は、安藤忠雄氏によって確立されたものです。築40年経過しているとは思えないプロポーションです。

 

間口2間奥行き7間のコンクリートの箱の真ん中に3.3m×4.7mの小さな中庭があり、これを介して、シンプルで余計な設備のない造りの向かい合う部屋があるという、とても明快な間取りです。

中庭を通して四季、空、風、天気など自然を常に感じながら、洞窟のような居室空間に住まい手が少しずつ時間をかけ手を加えて生活空間を造り上げていく、想像を遥かに超える大きな空間の豊かさが評価されています。モノが溢れる現代、輪をかけてとても新鮮に映ります。

 


平面計画が、中庭で2つに分断されてしまっていること、つまり隣の部屋に行くために一度外に出なければならないことは、とても有名です。建築主は子供の頃から長屋の住人で、用があれば外に出る習慣があったというバックグラウンドがあり、それは自然なことだったようです。

竣工後40年経った今でも、建物は内外ともに竣工当時とほとんど変わらないそうです。空間を生かす住まい手のたゆまぬ努力に頭が下がります。

(大塚)