祖母の住んでいる岐阜県、下呂温泉に行った時の事です。
アルカリ性単純泉として有名な下呂温泉。日本三大温泉の一つの観光地として賑わっていた温泉街の駅ですが、
下呂駅には、未だに改札口がありません。
こちらでは駅員さんが、手作業で切符を切ってくれるのですが、普段とは違ったホームへの出入りで
まるでここだけ時代が止まっているような
どこか懐かしいようなホッとするような暖かさを感じました。
何でも機械で出来る便利な時代ですが、見ず知らずの人とのコミニケーションでもこんなに旅の疲れが癒されたりするんだなと思った瞬間でした。
祖母のお家もあるということで子供の時の数年間、自然や可愛がってくれた人の優しさや、田舎ならではの暖かさの中で過ごした懐かしい記憶をたどりながら楽しんできました。
2につづく