2015.06.13

東山旧岸邸

STAFF BLOG

御殿場のプレミアムアウトレットほど近くに、「東山旧岸邸」があります。

首相を務めた岸信介氏が政界引退後の晩年を過ごした建物です。伝統的な数寄屋建築と現代建築が融合した建物です。こちらは表玄関側。

近代数寄屋建築の祖とされる建築家 吉田五十八の晩年の作品です。
和風の庭と居間・食堂とのつながり、一体感。
ただただ、その迫力に圧倒されます。

窓を開けると、まるで大きな絵画を見ているよう。

和風の庭から眺める建物の外観も、ムダがなくとても美しい。
ここで、多くの要人や海外からの賓客をもてなされたそうです。

 

建物の西側には二間続きの和室があります。
炉や水屋から、茶を点てて要人をもてなす場であったことが容易に想像できます。

 

縁側越しに眺める庭は、居間や食堂から眺める景色と違い、どこか繊細に映ります。

(大塚)

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