当社が使う「食べられる」素材をご紹介します。
柿渋
木材の防腐・防虫・防水、塗料としても利用。渋柿の絞り汁を発酵させて作ります。人が飲むと血圧降下作用がありますが、発酵材料なので独特な臭いがあります。(有害な臭いではありませんが。。。)
米のり
木と一体化するので集成材の接着剤などに炊いた米を練って作ります。昔の大工さんは昼食のご飯を一口分は必ず残しておいたそうです。現場の接着剤が無くなったときに使えるようにです。
ふのり
漆喰に混ぜる。ぎんなん草を煮て作ります。味噌汁の具としても食べられる海草です。
にかわ
床材などの瞬間接着剤に使います。動物の骨や皮を煮て作ります。ゼラチンやコラーゲンが主な成分で、高温では液体なのですが低温になると5秒で固まってしまいます。
以上の通り、いずれも食べられる素材なのですが、先人の知恵でしっかりと建材としての機能を満たしています。食べられる素材ということは住む人にとって何よりも安全という証ですよね。