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賃貸住宅

2017.03.10

賃貸住宅コラム② 物件が立地する市場を知ること

私たちが、賃貸オーナー様へ最初にお話しするのが、物件の周辺状況。
チェックするポイントは概ね絞られますが、公共施設や商業施設、交通の利便性などから具体的な入居者の像をつくります。

具体例で話を進めましょう。
例えば、巨大な総合病院が徒歩圏内にあるとしましょう。
私たちでしたら、そこへ勤務する女性の看護師さんと、長期入院する患者の家族のいずれかをメインターゲットと設定し、ターゲットの間で人気ナンバーワンの賃貸物件とすることをその賃貸事業のゴールとします。

看護師さんに対象を絞れば、激務を終えてほっとできるような癒される空間を最優先に考えて企画設計に取り組みます。
長期入院する患者のご家族を想定するならば、地元の情報に強い不動産会社と協力して病院の総務に相談し需要を調査しながら、実現可能性を探ります。
もし、入居者全員を看護師さんとすることを事業目的と設定できたら、物件の一部をコミュニティーが促進されるような共用スペースとしてもいいかもしれません。
知人の看護師の方へ、どんな住まいが理想であるかとヒアリングの機会を設けるでしょう。
生活パターンを理解しないと、本当にご満足いただける空間になるかどうか、わからないからです。
このように、物件の立地の強い需要を知ることは、賃貸住宅の企画のスタート段階で非常に重要なことだと考えています。


(平原 績)