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かぼちゃが恋しい季節です(1)

みなさま、こんにちは。

10月に入り、今年も街中を占拠していますね。
オレンジ色したかわいい「かぼちゃ」たち♪

ほかにも、黒色の魔女やコウモリなどなど、スーパーや雑貨屋さん、100円ショップほかいろいろなところで見かけますね。そう、ハロウィンモチーフたち。個人的には(もう少しお月見関連商品を増やしてもらいたかったなぁ~)なんて思いもしますが、そんな私でもオータムカラーに囲まれると秋のワクワク感が高まります。

図書館もハロウィン仕様です

 

ところでみなさま。「ハロウィン」っていつ頃から日本でもてはやされるようになったか、ご存知でしたか?日本での火付け役は東京ディズニーランドだったんですね。1997年に「ディズニー・ハロウィーン」を初めて開催したことにより認知度が高まったと言われています。

2000年に入って食品会社などがハロウィン商戦に参入。2017年には、「ハロウィン」市場規模はなんと1305億円!これは日本人全員が1人約1000円使っていることになります。「クリスマス」の7000億円にはまだ遠いのですが、2位の「バレンタインデー」(1385億円)に迫る勢い(参考データ:「日本記念日協会の推計」)。インテリアもハロウィン仕様にされているお宅も多くなったことでしょう。秋の楽しい行事の一つとして日本でもすっかり定着したようです。

しかし!「ハロウィンって何のお祭り?」とお子さまに聞かれて、あなたはきちんと答えることができますか?

「ハロウィン」は、10月31日にアメリカやイギリスそれにアイルランドなどで盛大に行われるお祭りです。もともとはアイルランドに古くから住んでいたケルト人のお祭り。ケルト人は、今の11月1日を一年の始まりとし、秋の収穫に感謝すると同時に新しい年を祝っていました。そして、大晦日にあたる10月31日にはご先祖様が帰ってくると信じていました。日本でいう「盆と正月」が一緒にきたようですね。

でも、この日には亡くなった人の霊だけではなく、魔女や悪い霊も出没すると信じていたので、秋の収穫祝いと同時に悪魔祓いの儀式も行っていました。魔女やおばけが家にやってきたら怖いですよね。だから、目をくらませるために、仮装するようになったのです。

当時のケルト人は、かぶの中をくり抜いてランタンを作り、悪魔除けとして飾っていました。後のアメリカ開拓でたくさんのアイルランド人がアメリカに渡り、ケルト人のお祭りも持ち込まれたのですが、当時のアメリカにはカブに馴染みがなかったので、この時期たくさん収穫されていたかぼちゃを使うようになったのです。

ちなみに、ハロウィンモチーフによく十字架がついているので、「ハロウィン」はキリスト教のお祭りだと思われるかもしれませんが、それは違います。ただ、ケルト人の信仰が自然崇拝からキリスト教に移行した後もこの風習は根強く残り、元々10月31日の行事をサウィン(samhain)と呼んでいたものを、カトリック教会が11月1日に行う「諸聖人の日(All Hallows)」の前夜(All Hallow’s Even)を短縮して「ハロウィン(Halloween)」と呼ぶようになりました。

現代(特にアメリカ)では、元々の由来とは無関係に「子どもたちが楽しむお祭り」という「民間行事」として定着していることもあり、「ハロウィン自体に宗教的な意味合いはない」と捉え、違和感なく楽しんでいるようです。

ハロウィンに関する絵本も随分と増えましたね。図書館によっては、ハロウィンコーナーもあるのではないでしょうか。何を読もうかなって眺めるのも楽しいものです。

『えんとつ町のプペル』(作:にしの あきひろ 発行:幻冬舎)

実は、あの絵本もハロウィンと関係があるのです!お笑い芸人・にしのあきひろさんが2016年に出され話題となりました『えんとつ町のプペル』。この作品はハロウィンの話からスタートします。美しい絵と力強い言葉に、私は読むたびに涙ぐんでしまいます。この時期になると、学校での読み聞かせタイムでぜひ読ませていただきたい!と思うのですが、10分では読めない文量ですので、一番届けたい中学生に読んであげられないことが非常に残念です(中学校は朝の読書タイムが10分間あり、私、時々読み聞かせボランティアとしてお邪魔しています)。ネットで全ページ無料公開されていますので、話題になったことは知ってはいたけど、内容は知らないなって仰る方はぜひ、下のアドレスからご覧になってくださいね。(本当は絵本で「ページをめくる」作業がある方が心に響きやすいのですが…)

https://r25.jp/article/581356883170827173

(次回に続きます)