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お月様に思いを寄せて(2) ―ちょっと雅な気分で

(前回からの続きです)

 

この辺りは田んぼや畑に囲まれていますので、春になると「菜の花や 月は東に日は西に」という場面にでくわすこともあるのですが、月の出は、本当に心がときめくもの。

しかし、何と言ってもお月様をめでるのは、空気が澄んで過ごしやすい秋が一番。

旧暦8月15日「中秋の名月(芋名月)」の
次の日が十六夜(いざよい)、
その次の日が立待月、
その次の日が居待月、
その次の日が臥待月、
その次の日が更待月
と名付けるほど、日本人はこの時期だけのお月様を寵愛していたくらいですもの。この時期の夜は、なかなか雅(みやび)な気分に浸れます。

ちなみに、翌月(旧暦の9月)のお月見は「十三夜(豆名月・栗名月)」です。どちらか一方だけ月見をすることを「片月見」と言って、昔は忌み嫌われたそうなのでお忘れなく。

雅(みやび)なお月見と言えば、やっぱり、平安時代の貴族の中の貴族・藤原道長!でしょうか。彼が詠んだ歌「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月(満月)の 欠けたることも なしと思へば」

は、あまりにも有名ですよね。そこまで傲慢になりたくはありませんが、のんびりと空を見上げながら、夢や希望は描きたいものです。

私が住む瀬戸内市に牛窓には、瀬戸内海の多島美がのぞめる風光明媚な場所があるのですが、ここから眺められる満月にムーンロードがかかり、のんびりするには最高の場所です。

 

子どももこの光景が好きみたいで、以前「日本画体験教室」に参加したとき、次女は「牛窓ムーンロード」を描きました。

 

小さい頃からよく絵を描いていたタイプではなかった次女ですが、日本画家の先生方に「色使いがとてもいいね」とほめられご満悦。日本画は、鉱石や半貴石などをくだいた岩絵具を使用するのですが、色を重ねてもにごらずそのキラキラ感があり、普段使う絵の具とは全く違う仕上がりが楽しかったようで、嬉しそうに最後まで黙々と取り組んでいました。(下の写真が岩絵具です)

 

小さい頃、絵をあまり描かなかった=この子は美術が好きではない=才能がない。

というわけでもないんだなぁ…「描く」だっていろんな手法があって、親が知る由もなかった「子どもの“好き”」もあるんだなって、横でしみじみと思っていました。

 

(次回に続きます)