最近「食育」という言葉を良く耳にするようになりました。以前こちらのコラムに登場されたT様が勤務されていた保育園でも、地元の野菜を使い、園児の調理学習の時間があったようです。
T様いわく「この時間はみんな活き活きとした表情で取り組んでいました」とのこと。野菜を育てた人から素材を受け取り、それについた泥を洗い落とし、包丁で切って調理する。それでやっと食べられる。子供たちはこのプロセスで様々な新しいことを経験し、様々な発見があるのでしょう。
住まいの中でも、それが出来れば最高ですね。家庭菜園で育てた野菜を親子で調理する。そんな休日も何だかとっても素敵ですよね。こんなひと時を新しい住まいで過ごすことを想定するならば、菜園-土間(パントリ)-キッチンという動線を確保すれば、便利で一層楽しくなりそうな気がします。泥を敢えてつけたままの野菜はどれ?洗って保存する野菜は?なんて会話が土間で繰り広げられる。かけがえのないひと時です。