8月のイベント、「大人も子供も夢中に『木のお家を作ろう』」を開催しました。
「木造軸組工法」は古くは縄文時代の竪穴式住居から発展した、日本特有の工法です。日本で生まれた工法なので、日本の気候・風土にとても良く適しています。
構造フレームは、水平に通る「土台、梁・桁」と垂直に立つ「柱」とを、「継手」や「仕口」と呼ばれる加工で接合しています。
今回のイベントでは、5坪の平屋建て、切妻屋根の「木のお家」を作りました。5坪とはいっても、実際に生活できる間取りを基に、間仕切り壁や柱を配置して梁せい(梁の太さ)を設定し、筋違い・火打ち梁・鋼製束の配置にまでこだわった構造になっています。
1/30の大きさで作りましたが、仕口の加工は残念ながら小さすぎて難しく、接合部は木工用ボンドで接着していただきました。
(大塚)