秦野市落合にて、片流れ屋根が目を引く二世帯住宅が完成しました。
ロー&ワイドなファサードが、水平ラインを際立たせる外観のI様邸。
特に道路面をワイドにすることにより、外観にボリュームが生まれました。
一方で庭は道路側ではなく、プライバシー性の高い中庭として確保しています。
玄関を開けると、ホール兼用の広い土間スペースがあります。
土間とリビング、吹き抜けが一体となっており、明るく心地よい空間を実現しています。
土間はその他にも、趣味の道具のメンテナンスや、自家栽培を行なっている畑にも直接アクセス可能で多用途に使うことができます。
お部屋の何処にいても家族の気配を感じていたい。
I様のそんな思いから、リビングからアクセスしていただく、スケルトン階段にさせていただきました。
手前側には6人掛けのダイニングテーブルがキッチンと並列に配置されます。
配膳の動線が良い他、テーブルは作業台としても使え、大人数でお使いいただけるコミュニケーションキッチンです。
造作洗面化粧台は、広い天板と深いシンクに拘りました。
木枠の鏡と、アンティーク感のある照明の組み合わせが、統一感ある空間を醸し出してくれています。
来客者が使うサニタリースペースは、ゆったりとした落ち着いた空間に仕上げました。
万一、車椅子生活になった際でも、十分に使用可能な広さです。
南側と北側の吹き抜け空間の間には2世帯の家族を繋げるフリースペースを配置。
奥へ向かっての広がりと、上への高さを感じさせてくれます。
また実用性にも優れていて、「ライブラリー」・「ホビー」スペースと過ごし方は無限大です。
天井には黒いうんていを取り付けました。
お子様のお部屋は当初、フリースペースとして利用されます。
後々、個室に区切ることを前提に、建具や窓、収納の位置を決めています。
2016年11月、秦野市のI様邸、この度完成を迎えることが出来ました。
I様、ご新居の完成、誠におめでとうございます。I様との家づくり、様々な思い出もあり本当に楽しかったです。
ご実家での同居のため、二世帯住宅を計画されたI様。
世帯それぞれのライフスタイルを存分に活かした間取り、暮し方をしたいと考え弊社にご来場いただきました。
プラン提案前に、弊社で手がけたオーナー様のお住まいを見学された際、I様のイメージにぴったりだったようで、その場で弊社に決めて下さったとのこと。後々そんな言葉を頂戴し、嬉しい限りでした。