先日、祖母の米寿のお祝いを兼ねて、鹿児島県に行ってまいりました。
1泊2日という少々強行なスケジュールでしたが、2日間ともにお天気も良く、
霧島を中心とした観光地へも訪れることができ、充実した時間になりました。
霧島は県北東部に位置しており、交通の中心地として多くの企業が拠点を構える他、
温泉や豊富な自然環境に囲まれていることもあり、多くの観光客が全国から訪れています。
霧島高原内にあるリゾート施設(霧島高原まほろばの里)です。
清々しい空気の中で景色を眺めているだけで、心が癒されます。
車で30分程走ると、宮崎県になります。
霧島山麓に広がる「高千穂牧場」で、どうぶつとふれ合い、農業体験を行うことが
できました。
最後に訪れたのが霧島市内にある、JR肥薩線「嘉例川駅」です。
ここの駅舎は、明治36年(1903年)に竣工した木造駅舎が現在も残っていて、
鹿児島県内では大隅横川駅駅舎と並び最も古い駅舎の一つです。
切り妻造りの平屋に下見板張りの外壁の駅舎は、明治時代の小さな駅舎の
標準型だったそうです。鉄道ファンの間では築100年の駅舎として人気の駅
になっています。
木造駅舎を眺めていると、「明治ロマン」やその時代、時代の背景や物語りが
何となく想像できる気がします。
(平原 績)