神奈川県とかながわ森林・林材業活性化協議会主催の、県産材見学ツアーに参加しました。
普段目にする機会が少ない丹沢桧の伐採から製材、それを使用した住宅までの一連の流れを体感するものでした。戦後の植林でたくさん植えられた木が、もう伐採可能な時期に来ているそうです。ただ、林業の衰退により人の手が入っていない森林が多く、間伐していないため、木の品質の確保がなかなか出来ていません。また、地面まで日光が届かないため、下草が生えておらず、山が水がめとしての機能を果たせていないそうです。これが全国的にも水害が増えている原因のひとつです。そこで、国は地場産材の消費を促すための政策に注力しているわけです。
(大塚)