2017.03.18

賃貸住宅コラム④消費者ニーズを徹底的に考えること

賃貸住宅

「痒い所に手が届く」という言葉がありますが、賃貸の入居者から果たしてこの言葉がどれくらいでるのかと、時々考えます。
住み心地や暮らしやすさといった項目を最優先に賃貸物件を選んでいる方は、少数派だと見ているからです。
よく話題に上がるのが、賃貸物件のキッチンの使いにくさ。
住み始めると、キッチンの周りに物があふれるケースが、とにかくとても多いですね。
居室を広めに確保して契約させやすくしようという発想が先ずありきで、そのしわ寄せが来ているのではと推測します。
とても、男性的な考え方ですね。
このような事例においても、消費者のニーズを徹底的に考えることの大切さを、改めて思い知らされます。
女性をターゲットとする物件ならば、キッチン周りへの配慮はとても重要な要素です。
見た目も大事ですが、できるだけストレスフリーな調理の時間を提供できるような設計に心がけたいと思います。


(平原績)

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