皆さんこんにちは。
今年も12月12日の「漢字の日」に「今年の漢字」が発表されましたね。「今年の漢字」とは、日本漢字能力検定協会が1995年から、漢字のすばらしさや奥深い意義を伝えるものにはじめたもの。毎年、今年一年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、応募数の最も多い漢字を京都の清水寺で発表されます。
今年(2018年)の応募総数は193214票! そのうち 第1位は20858票獲得した「災」でした。皆さんの予想はいかがでしたか?
(やっぱりね)
(ネガティブ色が強いけど、今年は全国的に自然災害被害が大きかったから、「災」になるのも仕方がないよね)
というご感想も多いかと思います。「災害の少ない」と言われ続けてきた岡山県でも「例外ではない!」ということを強く感じた一年。確かに「災」という漢字に、明るい兆しを見つけることは難しいかもしれませんが、今年は「防災意識が高まった」と捉えて、これからの毎日に生かしていきたいものですね。
さて、「漢字一文字で表すならば」という質問は、いろんなところで使われているようです。私は非常勤講師として、日本でITビジネスを学ぶ留学生のために日本文化論の授業を担当していますが、今年最後の授業で2018年を振り返ってもらうためにも「あなたにとって今年一年はどんな一年でしたか?漢字一文字で表してみましょう」という、留学生にとってはなかなかハードルの高い質問をしてみました。
※授業のスライド「2018年を漢字一文字で表してみましょう」
※留学生たちの書いた漢字。優、母、人、難、親、寂 などがありました。
(次回に続きます。)