2018.11.11

壁のある人生(1)ー北海道が一番温かい

子育て世代応援prj

突然ですが。

4月に北海道から岡山に引越してきたご一家とかけまして、ネパールから岡山に留学して初めて秋をむかえた学生とときます。

その心は?



どちらも家が寒くて風邪をひく。

 

みなさま、こんにちは。まったく「なぞかけ」になっていませんでしたね。初っ端から、失礼いたしました。しかし、岡山県瀬戸内市という「晴れの国おかやま」でも一番日照時間が長いエリアに住んでいる我が家の近くに、この春北海道から移住されたご一家は、借家(立派な日本家屋)が寒すぎて、引越し早々家族全員風邪をひきました。

 

先日は、非常勤講師を務める学校のネパール人留学生から「先生!どうして日本の家は寒いのですか?」と質問を受け……。そういえば、昔習った『徒然草』の中でも「家の作りようは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる」とあったなぁ。相変わらず、日本の家は「夏を涼しく!がモットー」という概念が続いているのだなって感じました。

吉田兼好さん。

 

でもしかし!外気温低下と自宅死亡率の相関関係は西日本で高く、北海道は最も低いのです。断熱化が進んだ北海道の家づくりを知ることは、家族の健康のためにも必要だと感じました。結露に伴うカビやダニ、アレルギー症状の解消にも期待できそうですしね。更には、家づくりを考える時に、壁の表面温度にも注目してたいとも思いました。

 

断熱のお話は専門家にお任せするといたしまして、みなさんはどんな「壁」がお好きですか?インテリア雑誌を好んでよくながめていた女子高生時代の私は、「ローラアシュレイ」の花柄テキスタイルが似合いそうな「漆喰の壁に腰板がペパーミントグリーン」に憧れていました。写真のパリのアパルトマンは腰壁が白ですが、とっても素敵ですよね。

 

 

(次回に続きます)

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