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ちょっと思い出してみよう(2)ー「環境的自叙伝」

(前回からの続きです)

先日、私が非常勤講師として地域文化論を担当しているITビジネスカレッジに、立命館大学産業社会学部永橋爲介教授とそのゼミ生のみなさんが来てくださいました。そして、学生たち(大半の学生が留学生です)に「環境的自叙伝を描いてみよう」というワークショップをしてくださいました。

※ 立命館大学 永橋教授

 

「これは地域と人とを、温かみを持ちながら心からつなげられる、とっても有効な手法!なのですよ」と教授は仰ったのですが……。

環境的自叙伝」とはなんぞや?ですよね。

永橋教授は、教室に入られ自己紹介をされたあと、「まずは(子どもの頃、何をして遊ぶのが一番楽しかったかな〜)って3分間、目をつぶって腹式呼吸をしながらゆったりと思い出してみてくださいね」と穏やかに仰り、生徒も先生も目をつぶりぼ~っと振り返りタイム。それからお絵描きスタート。「上手に描かないでね」って、教授に声をかけてもらいながら、みんな楽しくお絵描きタイム。無心にお絵描きをしていました。そして、それからグループワークで絵の紹介や感想をシェア。歳やお国が違っても共通点があるところが面白いし、同じ題材でもちょっとした違いがあるのも面白い!私は、今まで知らなかった生徒たちの一面が見られたのも楽しかったです。

※ お絵描きタイムの様子

 

「以前、日本の40代ママが「ゴム跳び」を描いていたのですが、その時、韓国の20代留学生も同じような絵を描いていましたね。今日はベトナムの20代留学生の半数以上が同じような絵を描いていますし、そういえば、タイやチェンマイの10歳の子も描いていたなぁ。」と永橋教授。

ベトナムからの留学生は男性も女性も「ゴム跳び」の絵を描いている生徒が多くて、(私も小学生の頃、よくしたけど我が子たちはもしかしたら一度もしたことがないかも…)と思いながら、跳び方やルールなどの話で盛り上がりました。

※ グループワークの様子

 

また、生徒の中には「たこあげ」を描いた人も多かったのですが、「たこあげ」をするのは夏(ベトナム、スリランカ)ですとか、ネパールですと「お祭りのとき「たこあげ」をする!(学校は休み)」と言っていました。

ほかには、本校の年配教師が幼少時代楽しんでいた「くぎたおし」を、「わたしもしたことがあります」と手をあげる20代ベトナム人が多数いました(私はしたことがありませんでした)。

※ 自叙伝お絵描き紹介(スリランカチーム)

 

※ 自叙伝お絵描き紹介(セネガル・ベトナム・カンボジア・ネパール合同チーム)

 

皆様ですと、どんな絵を描きますか?

何を描こうかなって思うだけでも楽しい気持ちになれますよね…。ちなみに、私は近所の子どもたちと裏山に登っていた様子を描きました。描きながら(途中にあるお地蔵様のような石を「石の神様」としていつも「無事に登れますように」ってお祈りしたなぁ…とか、あれこれ思い出しました)。

※ 著者の絵。自宅の裏山に友達と登った時の様子です。

(次回に続きます)