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趣味を深めたくなる季節(4)ーフランス映画とのご縁。

(前回の続きです)

さて、20代の頃は自分時間が今よりもたくさんありましたので、趣味の映画鑑賞に時間を費やすことができました。ヌーベルバーグ時代のフランス映画だけではなく、旧いハリウッド映画やイタリア映画もよく観ました。

前述の先輩が「最初、女優さん狙いで観て、それから男優、それから監督に走ると思うよ」と仰り、最初はそれがどういうことなのかいまいちわかりませんでしたが、だんだんとそうなっていました。

それと並行して、映画関連の書籍も収集しました。今では販売されていない本ばかりですし、私にとっては宝物。
断捨離ブームの真逆をいっているかもしれませんが、こればかりは手放したくない!

※所蔵している映画本の一部

 

今でも、押し入れ上段まるまる「映画関連本コーナー」にしているほど。「私が死んだら市民図書館に寄贈して」と遺言に残そうかと思っています。

 

そんな私にこの春、瀬戸内市産業振興課さんより、こっそりとありえない話が舞い込んできました。

「フランス国営放送が「日仏友好160周年記念テレビ特番」を制作するらしい。有名俳優が日本各地を旅し、自然、歴史遺産、伝統工芸などの地域ならではの発掘視点から、日本文化の魅力全容を解明していこうという内容らしい。そのロケハンが瀬戸内市にも来ます!」

 

「へぇ~すごい!」
「ロケハンが、ご主人の日本刀鍛錬場も見たいそうです」
「へぇ~すごい×10」
(しかし主人は控えめなタイプなので、これまで取材を割とお断りしているから今回も断るかな)

「まだ(この時点で)口外できませんが、旅番組のリポーターがジェラール・ドパリュデュー氏と決まったそうです」
「必ず取材を受けてもらうよう、私から説得します!」
つい勝手に断言してしまった悪妻です(苦笑)。

だってだって!あのジェラール・ドパリュデュー氏ですよ!と、舞い上がっても賛同してくれる方が周りに少なくて、一人ハイテンションだったのが恥ずかしかったのですが、彼はフランスの名優中の名優。

日本でいったら勝新太郎さんや高倉健さんのようなタイプでしょうか。フランスを代表する渋い演技派!なのです。

前述したジャン・ポール・ベルモンドの15歳年下ですが、ヌーベルバーグ期の代表的な監督の一人でもあります
フランソワ・トリュフォー晩年の秀作にもご出演。1年間に3,4本もの映画に出演されていた時期もあり、「替え玉説」もあったほどの幅広い芸歴で、ハリウッド作品にも多数ご出演されています。

とにかく、唯一無二の存在感を放っている名優なのです。

「ドパリュデューの冒険 日本編(仮題)」について、詳しくはこちらをご覧ください。

【日仏友好160周年記念 TV特番】 ジェラール・ドパルデュー氏の日本紀行ドキュメンタリー、9月放映へ

 

(次回に続きます)