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自分の知らなかった自分に出会えた夏休み(3)

(前回の続きです)

さて、小学3年の次女はと申しますと、お祭り当日、留学生たちとすぐに仲良くなり、出店準備しているときも一緒にお料理を楽しんでいました。留学生が皆、とってもフレンドリーだったおかげもありますが、いかなる時もノビノビと自分らしく過ごせる彼女に、「さすが三番目!緊張なんて皆無だわ」とありがたく思いました。

この日の様子もそうですが、私の中では、「次女=どんな場面でも緊張しない天真爛漫タイプ」という既成概念ができあがっていました。今までどんな場面でも緊張せず、はつらつといつも通りに歌ったり踊ったり演技をしていましたから…。

昨秋の学習発表会でミュージカル「浦島太郎」に出演した次女は、その楽しさに目覚め、「歌や劇を習いたい」と言い出しました。「何かいいところがあるかなぁ~」ってのんびりアンテナを張っていたところ、昨年度の冬休み、ご近所さんに帰省されたお孫ちゃんと仲良くなり、彼女が入団していている合唱団はミュージカルもすると聞き、「わたしもしたい!」といきおいで入団してしまいました。

 

この合唱団はオペラ歌手としてご活躍の美しい先生やピアノの先生から歌唱レッスンを受け、舞台演出家から演技指導も受けられるという本格派で、団員の高校生らは音大を目指しているようなハイレベルな方ばかり。練習中、付き添いのわたしまでいつもうっとりするくらいです。

そんな素敵な方々に囲まれると、いつもとは違う自分になるのでしょうか。恥ずかしがるようになりました。お姉さん方から「かわいい」って言われるたびに、逃げ隠れしまくり。後から聞くと「きれいであこがれのお姉さま方にほめられたらいたたまれん!」とのこと。

いつも大口をたたくおチビちゃんがそんな殊勝なことを言うとはびっくりで、(多様な出会いは、気質も多様化するのね)って、ほくそえんでいました。

さて、そんな次女ですが、歌の練習時にちびっ子だけが先生や諸先輩方の前で歌を披露してコメントをもらうことになり、ちびっ子たちは緊張しながらみな頑張って歌いました。

いよいよ次女の番になり、ステージに立つと、いきなり両手で顔を隠し下をむいて固まってしまいました。最初は笑っているかのように見えたのですが、それが止まらず、ついには号泣してしまう始末。みなびっくりして、ちびっ子たちが舞台袖までつれて行ってくれいろいろなぐさめてくれていました。

(今日は無理かな)って誰もが思いましたし、先生も「誰か一緒に歌ってもらう?」と聞いてくださったのですが、しばらくして落ち着き「いえ!一人で歌います!」と言い切り、わりといい声で歌いあげました。

あとから聞くと「自分でもよぉわからんで、なんでか急に涙がいっぱいあふれてとまらんくなったんよ。でも、あのままでは終われんわ。いいとこ見せんと!って思って歌ったんよ」と言ったので、これまたびっくりしました。

(次回に続きます)