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「かこさとし」さんで、大きくなりました(1)

皆様こんにちは。

 

先日、しんみりとさみしい気持ちになってしまうニュースが飛び込んできました。絵本作家で児童文化研究者である加古里子(かこ・さとし)さんが5月2日に天国に旅立たれたとのこと。92才でした。

 

90才を過ぎても、神奈川県藤沢市のアトリエで毎日制作活動に励まれていた加古さん。新聞各紙で大きく取り上げられ、書店や図書館でも哀悼コーナーが次々と設置されていたので、ご存知な方も多いかと思います。

 

 

わが市の市民図書館はもちろん、中学校でも早々に追悼コーナーが階段踊り場に設けられ、絵本を読むことが少なくなってきた中学生たちも懐かしそうに手にとっていました。

 

 

踊り場に図書コーナーが設置できるということは、中学校のモラルが高い証拠です。私も小学校の朝の読み聞かせボランティア時に読んできましたが、20代の先生はもちろん小学3年生たちも「懐かしい」と、絵本の世界に浸ってくれました。

 

今回、タイトルを「『かこさとし』さんで、大きくなりました」とさせていただきましたが、本当は「みんな」を頭につけたいくらい……「かこさんがいたから、絵本作家になりました」と断言される絵本作家さんも多数いらっしゃいますので、絵本雑誌ですと「みんな『かこさとし』で、おおきくなりました」というメインキャッチになりそうですね。

 

さて、こちらを読んでくださっている皆さまがまだ幼かった頃、「だるまちゃん」シリーズ(発行:福音館書店)や『からすのパンやさん』(発行:偕成社)など、かこさとしさんの絵本を手にされ、ワクワクされたこと、記憶にございませんか?

 

 

「だるまちゃん」シリーズの記念すべき第1作目『だるまちゃんとてんぐちゃん』は、1967年発行ですので、親子3代にわたって親しまれてきたことでしょう。子どもの頃は、なんでも友だちが持っているものを欲しがるだるまちゃんと少しピントがズレた(?)おおきなだるまどん(お父さん)とのやりとりが面白かったですよね。

 

いろんなモノが登場するので細かい絵を一つずつ見るのも面白かったのですが、大人になって読むと、おおきなだるまどんの持つ父性愛やおおらかな家族愛、そして、家族の愛を受け止めつつも、自ら考える力を持っているだるまちゃんに感動すら覚えます。

 

あれこれ育児書を読むよりも、いろんなことを教えてくれる作品だなってしみじみ思います。