2018.02.01

もっと子どもに頼ろう(2)

子育て世代応援prj

小さな子がお手伝いしてくれたら余計に時間が掛かるからイヤ!と思うときもあると思います。でも、頼ってみるのはいかがでしょう?最初は失敗ばかりで、より一層大変になるかもしれません。でも、ここは未来への大きな投資だと思ってみてはいかがでしょう。

 

以前、取材をさせていただいたシニア野菜ソムリエさんは、息子さんが小さかった頃、「料理って楽しいものだ」という経験を積んでもらうために、まずは、だし用のいりこの頭と腹わたを「どちらが早く取れるか競争」から始めたそうです。

 

 

そして、段々とできることを増やしてゆき、息子さんが小学生になると、仕事で遅くなりそうなときには、「ママは今夜このお料理を作ろうと思うの。少し帰宅が遅くなりそうだから、このお野菜をこの大きさに切ってくれてたら助かるわ」って電話でお願いしていたそうです。食事担当者としましては、非常に助かりますし、ママからの感謝の気持ちは、お子様が家族の一員として役に立てる喜びも与えられますよね……

 

ちなみに、
「自己肯定感を育む」のは、結果を褒めるよりも、過程を褒める方が、健全な自己肯定感を育むことができます。
結果ばかり褒めていると、「できない自分は認めてもらえない」→ 「うまくいかなかったことは隠してしまおう」or「うまくいかなかったら嫌だからチャレンジするのはやめておこう」に、なりがちですものね。

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