アイ.創建ブログ

2016.07.01コラム 「子育てと健康住宅⑤」


-昔のおウチをお手本にしましょう-

化学物質や新建材が多く使われる以前の日本の住宅は、
面積の広い壁に土、土台・柱にはヒノキ、梁にはマツ、床は無垢か畳、
間仕切り建具には障子・襖といった素材が多く使われていました。
日本人が健康に暮してきた昔のおウチの、沢山の土と少しの木、そして草や紙
というバランスには実は大きな意味があるのです。

自然科学的な視点からみると、人にとって安全な家を建てるには
無機物を沢山使い有機物を極力少なくすることが大切です。
有機物である植物は自らの生命を外敵から守るため、天然の化学物質である
毒を持っています。
スギやヒノキが構造材として適しているのもその成分がより多く含まれている
ためなのです。
一方で無機物は生命活動に関わっていないので毒を持つ必要がなく、
重金属や放射線物質を避ければ、人間にとって無害になります。

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(平原 績)